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マカオ、2021年通期カジノ売上は対前年43.7%増の約1.25兆円 [カジノの気になるワダイ]

マカオ政府博彩監察協調局(DICJ)は1月1日、昨年(2021年)12月のマカオの月次カジノ売上(Gross Gaming Revenue=GGR)について、前年同月から1.8%増、前月から17.7%増となる79.62億パタカ(日本円換算:約1146億円)だったとする最新統計を公表。  前年同月比、前月比とも2ヶ月連続でプラスを維持した。




 マカオでは、2020年1月下旬から現在に至るまで入境制限を含む厳格な水際措置が講じられており、平年と比較してインバウンド旅客数が大幅に落ち込んでいる。ただし、同年第3四半期以降は中国本土との往来制限の緩和が進み、カジノ売上の回復につながった。しかしながら、2021年5月下旬にマカオと隣接する中国広東省、7月下旬には中国本土各地で新型コロナの再流行が出現。8月初旬及び9月下旬から10月初旬にかけてはマカオ域内でも市中感染確認例が相次いだ。こういった事情から、入境制限を含む各種水際措置が一時的に強化されたことによるインバウンド旅客減が6月、8月、9月、10月の売上に影響を与えたとされる。年初来最低を記録した10月以降、11月は反動増、12月もインバウンド旅客の回復が追い風となった。このほか、特殊要因としてマカオ最大手のカジノ仲介業者(ジャンケットオペレーター)「サンシティ」が運営するVIPルームが11月末までに全閉鎖となったことを受けて12月のカジノ売上が注目されたが、結果的に数字は上向いた。  12月の1営業日あたりの平均売上は2.57億パタカ(約37.0億円)。新型コロナの影響が生じて以降の推移については、2020年第2四半期の0.23億~0.56億パタカ(約3.3億~8.1億円)が底で、2021年5月にかけて回復が進み、その後は水際措置の調整と連動して上下を繰り返している。



 

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