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カジノ世界最高水準の成長型IRを 大阪府市が基本構想案 [カジノの気になるワダイ]

大阪府と大阪市が誘致を目指すカジノを含む統合型リゾート施設

(IR)について、府市は12日、

有識者らでつくるIR推進会議の会合を府庁で開き、

投資規模9300億円、

年間売り上げを4800億円と想定した基本構想案を示した。

今春から本格的な選定作業に入る事業者プランの指針となるもので、

「世界最高水準の成長型IR」をコンセプトに掲げている。




 府市は、2025年大阪・関西万博の会場となる

大阪湾の人工島・夢洲(ゆめしま)で、

2024年度のIR開業を目標としている。

すでに海外の複数の事業者が進出希望を明確にしている。



基本構想案によると、I

R敷地は、万博会場に隣接する約60万平方メートル、

延べ床面積約100万平方メートル。

政令案ではカジノ営業区域の床面積はIRの床面積の

3%を超えないとされており、

大阪IRのカジノ区域は最大3万平方メートルになる。




 ほかに最大会議室収容人数6千人以上の

国際会議場や客室数3千室以上のホテルを整備。

展示施設では10万平方メートル以上の展示面積を確保するとした。



 年間来場者は延べ2480万人と試算。

年間売り上げ4800億円のうち、

カジノによる売り上げを3800億円と見込む。

開業後の近畿圏への経済波及効果は年間7600億円、

雇用創出効果は同8万8千人と推定し、

府市の歳入は同850億円増加するとしている。




 一方でギャンブル依存症対策として

事業者参加の協議体を設置し、24時間利用可能な相談体制を求める。

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